八幡浜漁業協同組合

沿革

明治初年から約10年	菊池勝太郎個人が浜之町で開く。
明治10年頃から約3年	菊池勝太郎が組合組織をつくり恵美須町で開く。
明治13年頃から約4年	林田久兵衛が海老崎で開く。
明治17年頃から約2年	宇都宮吉太郎が新港で開く。
明治19年頃から約3年	二宮精四郎が新港や向灘で開く。
明治30年1月から7月	坂本桃太郎が開く（場所は不明）。
明治30年9月	八幡浜魚市場株式会社として開設（場所不明）。
明治35年11月から44年11月	丸十市場（経営者：村上松太郎）が朝潮橋で開設。
明治44年11月	山本嘉一郎が朝潮橋で開く。
大正3年4月	宇和漁業組合連合会が開設（場所不明）。
大正5年10月	宇和漁業組合連合会の経営を八幡浜向灘漁業組合連合会（略：八向灘漁連）が引継ぎ沖新田（現在の市場東側）で開設。
大正9年7月	八幡浜魚市場株式会社（通称カネカ市場）が新港角で開設、社長に高橋万太郎が就任。魚市場は初めて八向灘漁連と、カネカ市場の2ヵ所が誕生。
昭和13年10月6日	八幡浜向灘漁業組合連合会と八幡浜魚市場株式会社が合併、「水産物斡旋所」として開設。
昭和21年	愛媛県機船底曳漁業協同組合（日本西海漁業協同組合）、西宇和郡漁業協同組合連合会（八幡浜市漁業協同組合）、太陽石油魚市場部門（太陽魚市場株式会社）、玉岡魚市場（玉岡水産株式会社）、坂田魚市場の5市場が開設許可となり、その代表者に魚本義若が就任、市場の埋立、拡張整備等に努力する。そして八幡浜市から土地・建物を借用し、市場（現在地）業務を行う。
昭和48年2月10日	昭和47年1月1より地方卸売市場の名称が義務づけられ、八幡浜地方卸売市場（日本西海漁協）、八漁協地方卸売市場（八幡浜市漁協）、太陽地方卸売市場（太陽魚市場(株)）、玉岡水産地方卸売市場（玉岡水産(株)）の4市場が開設される。
昭和50年4月から53年3月	（昭和50年度から52年度事業）水産物地方卸売市場を新設する。規模は鉄骨造り一部2階建、アスファルト防水（屋根）、延面積7,945.49平方メートル、総事業費258,534,000円。（水産物産地流通加工センター形成事業；国庫補助金129,155,000円） (注)併設：日本西海漁協施設、2階・294,19平方メートル、3階・298.35平方メートル。
昭和52年9月から55年3月	（昭和52年年度事業）製氷貯氷施設(砕氷)を新設する。規模はコンクリート造り3階建、延面積834.24平方メートル、製氷能力120トン（1日）、貯氷300トン可能、総事業費300,729,300円（水産物産地流通加工センター形成事業：国庫補助金150,364,000円）
昭和54年6月から54年11月	製氷貯氷施設（角氷）を八幡浜市漁業協同組合が新設する。規模は鉄筋コンクリート造り2階建、延面積603.041平方メートル。製氷能力20トン（1日）、貯氷100トン可能、総事業費108,800,000円。（八幡浜市漁業協同組合単独融資事業）
昭和54年9月から55年3月	（昭和54年年度事業）水産物需要調整用大規模冷蔵庫を八幡浜市漁業協同組合が新設する。規模は鉄筋コンクリート造り3階建、延面積2,953.816平方メートル、冷蔵能力-30度・3,224トン、総事業費369,700,000円。（水産物需給調整用大規模冷蔵庫設置事業：国庫補助金144,000,000円）
昭和55年4月1日	「八幡浜市水産物地方卸売市場」として、八幡浜市が開設者となる。卸売業者は、日本西海漁協・八幡浜市漁協・太陽産業(株)・玉岡水産(株)。
昭和60年8月から60年10月	（昭和60年年度事業）仲卸売場を新設する。昭和50年建設時の市場内にあった仲卸売場(34組合員)を整備、昭和61年4月1日から現在の市場北側へ移転する。また、1階にあった出荷事務所(15人)も2階へ新築移転、卸売市場内の一層の機能充実を図った。規模は、鉄骨平屋建延面積853.15平方メートル、総事業費30,988,000円。
平成3年から4年	沖新田側（港湾区域）へ荷捌場を拡張、それに伴い上屋及び仮設上屋を新・増築する。延面積3,310.30平方メートル、総事業費86,929,000円。水揚時の混雑を解消し、大型船への対応を図った。
平成18年9月	新市場の開設工事の開始により、架設市場に移転。

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